マンガ・アニメおたくの義姉は中年ニート。そんな義姉にわきおこった自閉症疑惑!!はたして義姉はアスペルガーなのか!? 個性的な義家族に巻き込まれた私のこれからと義姉の行く末。
ちゃ〜こ再び 静かに激怒する
2008年04月02日 (水) | 編集 |
義姉と会うのはこの日で2回目だった。

いい歳の大人の女性に掃除のやり方を1から教えるなんて・・・これって失礼にならないだろうか。私はしばし悩んで、ここはもう義母に任せようと思った。

「あ・・あの・・・ここはもういいですから、お義母さんの所をお願いします。」と遠慮がちにネマキに言ったところ、ネマキはなにやらボソボソとつぶやいてから洗面所を去って行った。


しばらくしてから様子を見に行くと義母と☆次郎はマンションの廊下側の窓の掃除をしていた。

「私も一人になったら此処にこ来ようかなぁ〜。」と義母は超御機嫌である。相変わらずネマキはほったらかしで☆次郎にベッタリだ。

一方ネマキはもう1つある窓の掃除をしてくれていたのだが、やはりサッシの溝を歯ブラシでこすっているだけだった。


私が一人で和室の掃除をしていると☆次郎と義母たちが部屋の中に入ってきた。どうやら廊下側の窓の掃除は終わったらしい。

義母は和室に入ってきて押入れの上段の板をぞうきんでクルクルと円を描くように一部分だけ拭いた。

(あ〜あ・・・こんな調子で窓拭いてたんだろうなぁ・・・それとさぁ、板を拭く時は木目に沿って拭いてくれよ・・・っていうか、そのぞうきん汚くないかい?・・・)


そんな私の気持ちなど推し量ることもなく義母は部屋全体を見渡して

「疲れたなぁ。もういいやろ。きれいやん。」と言った。



掃除していた時間は実質40分。(まぁ40分何をしていたかは人によって差はありそうだけど)私としてはまだ始まったばかりだ。トイレもお風呂も洗面所もキッチンも押入れの中もクローゼットの中もまだ終わっていない。

しかし大幅に到着時間を遅くされたために、もう昼は過ぎている。
無理を言うわけにもいかない。☆次郎が昼ごはんを食べに外に出ようかと言った。

義母とネマキは戻ってくる気はなさそうだ。帰り支度をしている。

(帰ってくれ帰ってくれ・・・その方が仕事がはかどるわい・・・)


私たちは近くのファミリーレストランに入って昼食をとった。
もちろん代金はこちら持ちだ。
それは当たり前だと思う。
支払いを済ませると出口付近で3人が待っていた。

「ごめんね、ごちそうさまでした。」と義母は言ってくれたのだがネマキは知らんぷり。

(ごちそうさまぐらい言えよ・・・言えなくても頭ぐらい下げたらどうだい・・・っていうか、義母よ娘の非礼に気付けよ・・・)



「今日はありがとう。」と☆次郎が2人に言った。

私も「遠いところを本当にありごとうございます。」と丁寧に義母に頭を下げた。
もちろんネマキにも「暑いなかお疲れ様でした。ありがとうございました。」とお礼を言って頭を下げた。



するとネマキは自分の手をまじまじと見ながら義母に向かってこう言った。



「手が荒れたから家に帰ったらハンドクリーム塗らなあかんわ。」




(ムキィィィーーーーーーーー!!!)



私はこんな2人をよこした義父を恨んだ。



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「?」がいっぱい お掃除編
2008年03月31日 (月) | 編集 |
私が割って入ったことで2人は調子が狂ったらしく動きのスピードは緩まった。
とはいうものの、相変わらず私が案内する部屋に入っては、襖をスースー、引き戸をガラガラ、流し台の扉をバタンバタンしていった。

一通り収納場所を覗いた義母はやっと落ち着いたのかリビング全体を見回して

「広いな〜。」

と☆次郎に向かって言った。


(おぉ・・・☆次郎よ、居てたのか・・・今まで何やってたんだよ・・・)


ここでやっと☆次郎が登場してリビングの窓を開けていく。

部屋中の窓を開けると風が通ってとても心地よかった。

窓の外は緑の山々が一面に見渡せる。

義母は「気持ちいいね〜。いい所だね〜。」

と言い☆次郎の側に行った。

さっきまで散々狭いだの不便だのとつぶやいていた義母もベランダからの眺めと気持ちよい風に心が動いたようだ。

まあ、それ以上に(こんなに部屋が広かったら同居できるかも♪)なんていう下心も大いにあったのだろう。


義母と義姉は一卵性親子のようにくっ付いて行動するのが常なのだが義母はもうこのマンションに夢中になってしまい、ネマキはほったらかしで、☆次郎にまとわり付きながら掃除を始めた。

取り残されたネマキはなぜか洗面所のあたりでポツンとしていた。

ネマキが掃除をしているところなんて生まれてこのかた見た事がないと☆次郎から聞いていたので、私は洗面所の掃除をネマキにお願いすることにした。

外に面していない洗面所はそれほど汚れていないし、ひざまづいてゴシゴシこすったりするきつい作業もしなくて済みそうだからだ。

私はぞうきんと古歯ブラシと洗剤をネマキに渡し、

「えぇっと・・・洗面所のお掃除をお願いします。細かい部分なんかはこの歯ブラシを使って汚れを落として下さい。すみませんがお願いします。」

私はネマキにそうお願いして、自分はベランダ側のサッシ周辺の掃除にかかった。

網戸をすべて外しベランダで水洗いをする。
水が無くなったので風呂場に水を汲みに行くと、ネマキは洗面台の歯ブラシ立ての小さな扉を古歯ブラシでゴシゴシこすっていた。

次に私は窓のサッシ部分にたまったホコリを取り除き、窓枠のサッシ部分やサッシのレールを丁寧にぞうきんで吹きあげる作業をした。

そしてまた風呂場に水を汲みに行き、洗面台の前にいるネマキを見ると、さっきと同じ箇所を歯ブラシでまだこすり続けているではないか。

私はすでに網戸3枚と吐き出し窓6面分の掃除を終えている。
時間にしたら20分程度だろうか。

(もしかして・・・20分ずっとここだけを磨いていた・・・?)

渡したぞうきんも濡れていなければ洗剤を使った様子もない。
洗面台や収納庫、洗面所のクローゼット内の棚などは何も手をつけられていなかった。

私が窓6面分と網戸3枚分の掃除をしている間、ネマキは縦20センチ横15センチの小さな扉だけをずっとこすっていたのだ。



   <つづく>





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ちゃ〜こ静かに怒る 義母傍若無人編その2
2008年03月29日 (土) | 編集 |
バスを降りてマンションに行くまでに坂道がある。


「ここを登るの?ひゃ〜。」

義母は大げさにそういうと額の汗を拭いた。

もし自分の親なら
「別に頼んだわけじゃないのにさ、
勝手に着いて来て文句ばっかり!
嫌なら帰ってよ!」
な〜んて言うのだろうけど、☆次郎は何にも言わないので
よけいに私はストレスが溜まる。

普通ならば緑の多いこの環境にちょっとは感動しても
いいのだろうけど、感覚が違うんだ。しょうがない。

坂を登りきるとマンションの敷地内に入る。
このマンションは敷地も広く700世帯以上ある
大規模マンションだ。
迷子になりそうな通路を進んでいくと義母たちも
圧倒されたのか言葉少なになっていく。


部屋の前に着くとなんとも神妙な気持ちになった。
大げさかもしれないけれど、これで☆次郎も
一国一城の主。
ここは私たちのマイホ〜ム。
今まで色々あったけど、
やっとスタートラインに立てたって感じがするよね。
ああ・・感無量。


ついに☆次郎がキーホルダーを取り出し鍵穴に
鍵を差し込む。
さらに・・感無量。


そしてゆっくりとドアを開ききった時だった


義母と義姉はいつの間にか私たちの間を通り抜け、
素早く靴を脱ぎ、無言で
ズカズカズカ!! 
と家の中に入っていった。


し、しまった・・・!油断した!
感無量を味わいすぎてしまった!!



私は急いで靴を脱いで2人を追った。

その間に義母たちは手前にある部屋に無言で
ドスドスドス!と入り込み
クローゼットをバンバン開けて中を覗き込んでいる。

2人は無言のまま部屋を移動して、またバンバンと
クローゼットを開けては閉めていった。
さっきまでノロノロ歩いていたというのになんなのだ
このスピーディさは。

次に2人は廊下を奥に進んで
洗面所に入り込み洗面台の扉や
歯ブラシ入れの小さな扉まで無言で開けては覗き、
開けては覗き、バンバン閉めていく。


(やめて!やめてーーー!
私たちのマイホームなのにー!
勝手に入らないでー!勝手に触らないでー!)


私はやっとの思いで義母とネマキの間に押し入り

「ここがお風呂です。」
と言って義母よりも先に風呂場のドアを開けた。
もうバンバンされるのはごめんだ。


2人は相変わらず無言で風呂の中を覗き込む。



そして義母は言った。





「狭いなぁ。」






<つづく>






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ちゃ〜こ静かに怒る 義母傍若無人編その1
2008年03月27日 (木) | 編集 |
☆次郎の初めての大きな買い物はマンションだ。
私たちは結婚と同時に郊外に中古マンションを購入した。(もちろんローンで)




今回は義姉と2回目の対面時の出来事を書いていこうと思います。
半分以上私の愚痴も入ってくるので少々長くなります。





義両親たちとはいつまでたっても一悶着ありそうなので、
私たちは結婚もマンション購入も義親たちには事後報告するつもりで計画を進めていた。

契約も無事終わり、引越しやマンションの清掃などを計画していた時期、義母から☆次郎に電話があった。どうやら今度の休みに家に来いというお誘いらしい。
しかし今度の休みは2人でマンションの掃除に行かなければならない。

そこで☆次郎も適当に断りを入れればいいのに、マンション購入の話やその日は掃除に行かなければならない事などを義母に話してしまったのだ。

「じゃあしょうがないねぇ。」と義母は納得して電話をきったが、数日後また義母から電話がかかってきた。

今度は掃除を手伝うと言い出したのだ。
ネマキ子と一緒に掃除を手伝いに行け!と義父からお達しがあったらしい。(当日義父は仕事で来られない)

私は義家族に手伝ってもらうなんて死んでもいやだった。
義父の性格は想像できる。
掃除を手伝っただけで恩にきせられてはたまったものではない。

こちらがいくら断っても、「行かなかったら私がお父さんに怒られる。」と義母は譲らなかった。
結局こちらが折れることになったのだが、待ち合わせの時間や彼らの都合などに私たちは折れっぱなしだった。


マンションと義実家の距離は車を使っても電車を使っても一時間半以上はかかる。
乗りなれない車に長時間乗ると彼ら(特にネマキ)は車酔いすると言うので、電車とバスを使って現地に行くことになった。
私は8時にはマンションについて掃除を始めたかったのだが、また義母の「早すぎるなぁ〜。」という一言に☆次郎は折れて、10時に駅集合となった。

(注文の多い奴らだよ・・・着いたら昼やん・・・こんな暑い時期に(7月下旬)身体を動かす仕事は出来るだけ午前中に済ますのが常識だろ・・・)




集合場所の駅の改札に行くと義母とネマキはすでに来ていた。

私は義母とネマキに挨拶し丁寧にお礼の言葉を言ってお辞儀をした。
たがネマキは案の定知らん顔だった。

(お願いしたわけじゃないのになんでこんな奴らに頭を下げなきゃならんのだ・・・)




私が挨拶している間に☆次郎は4人分の切符を買っていた。
義母とネマキは無言で切符を受け取る。

(払うつもりなくても財布ぐらい出せっつーの・・・それにお礼ぐらいちゃんと言ったらどうだい・・・)




それからマンションに着くまで義母は
「遠いなぁ。」「不便だなぁ。」と何度か言った。

(☆次郎の会社からは近くて便利なんだよ・・・あたしゃアンタ達と離れられて嬉しいよ・・・)





そしてネマキはネマキで
「バスが臭かった。」「あの臭いには参ったわ。」としきりに義母に話しかけていた。

(車が嫌だと言ったのはお前だろ・・・あれはバス特有の匂いだよ・・・しょうがないじゃん・・・っていうかもう帰れ!・・・)




(☆次郎も☆次郎だよ・・・こんなに文句ばっかり言われてさ・・・なんとか言いなよ・・・)

義母たちがなにか言うたび私は☆次郎の様子を覗ったが別に何も感じていない様子だった。
もう慣れっこなんだろう。
親子って、家族って、不思議だ。



<つづく>




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ボケとツッコミの関係
2008年01月27日 (日) | 編集 |
漫才にはボケ担当とツッコミ担当がいる。

家族間のボケ担当は間違いなく義母だ。
そしてツッコミは義姉、ネマキである。

以前こんなことがあった。

義父母、そしてネマキが我家に来たとき小腹がすいたので宅配ピザを注文することになった。
あれこれ悩んでポテトピザにした。
義母もポテトポテトと言っていた。
がしかし、届いたピザをひと口食べた義母は
「なんやこれ!?ジャガイモやん。」と言ったのだ。


ここで少し義母の話をしてみよう。
義母はものを知らない人だ。
知らないのならば聞いてくれたらいいのだが、義母は黙ってやり過ごすのが常だ。
長い間、市場の総菜屋の裏方をしていたのにポテトを知らなかったか・・・
「ポテトサラダを作るから倉庫からジャガイモをとって来てください。」なんていう事もあったのだろうが、適当にやり過ごしていたんだろう。これはすごい。


というわけで、義母は天然ボケ発言をよくやらかしてくれる。


話を元に戻してみよう。
普通の漫才ならば

ボケ 「ポテトピザ頼んだのにジャガイモのピザが来よりましてん。」

ツッコミ 「あんた、ポテトはジャガイモのことやがな!やっとられんわ!」

2人 「ははぁ、さいならぁ!」

で終わるのだが、ネマキの場合はそうはいかない。

ツッコミが長いのだ。

「ポテトがナントカカントカで、この前ナントカカントカで、じゃがいもはナントカカントカだったから、この前も言ったのにナントカカントカ、ナントカカントカ」と言う具合に続く。

ナントカカントカという部分は説明であったり思い出話であったりウンチクであったりするのだが私も途中で解らなくなる。というか飽きてくる。

「じゃがいものことを英語ではポテトと言うのよ。」と言ってあげれば義母もきっと理解できるだろう。



こんな歌を思いついたので歌ってみます。
(ムーディ勝山のあのメロディでみなさんも歌ってみてください)

チャラチャッチャッチャララ〜・・・・・・ラララ〜

右から右から右から英単語〜

そして義母は左へ受け流す〜〜〜

ネマキがやってきた〜〜ウンチク始まった〜

ウンチク終わらない、話が長すぎる〜

義母はそれを左へ受け流す〜



義母はポテトがジャガイモだということを受け流しながらピザを食べていたに違いない。



一緒に歌まで歌ってくださってありがとうございます。
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